白衣高血圧 white coat hypertension

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なすび医学ノート

個人的なまとめノートで,医療情報を提供しているわけではありません.
診療は必ずご自身の判断に基づき,行ってください.
当ブログは一切の責任を負いません.

医療環境下(外来など)で測定した血圧が高血圧で,非医療環境下で測定した血圧(家庭血圧,ABPM)は非高血圧である状態

診察室血圧が,収縮期血圧140mmHg以上 and/or 拡張期血圧90mmHg以上で,家庭血圧が収縮期血圧135mmHg未満 and 拡張期血圧 85mmHg未満,もしくはABPMでの24時間平均血圧が収縮期血圧130mmHg未満 and 拡張期血圧80mmHg未満である場合.

1)本来,未治療者患者において使用されるべき.
・治療中の高血圧患者において,診察室血圧が高血圧,診察室外血圧が非高血圧を示す場合は,白衣現象もしくは白衣効果を伴う高血圧とする.
2)診察室血圧で140/90mmHg以上の高血圧と診断された患者の15~30%が白衣高血圧に該当し,その割合は高齢者で増加する.

■白衣効果 white coat effect
「治療中」に診察室血圧と家庭血圧の差を認める現象.

病態

白衣高血圧は診察室外血圧も高い持続性高血圧と比較した場合,臓器障害は軽度で,脳心血管病予後も良好とする報告が多い.

非高血圧と比較した場合は,将来的な脳心血管病イベントリスクが高いため,注意深いフォローが必要.

・9年の追跡で,脳卒中発症リスクが持続性高血圧と同等になる.

白衣高血圧から真性高血圧への移行の確率が高い.

治療

基本的には血圧に対する治療を行わず,将来高血圧に進展する可能性が高いことを説明し,家庭血圧測定と生活習慣修正を指導して,定期的に経過観察を行う.

白衣高血圧者に対しては,注意深いfollow upが大切

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