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症候
単独TR症例では,TRによりマスクされた右室機能を正確に推定できないことが問題.
周術期の管理
1)利尿薬を使用した体液量減少を促進する.
2)明らかな右室機能低下例では,術前からドブタミンによるサポートも考慮される.
・術後にTRが減ることで右室機能不全が顕在化し,低心拍出状態をきたす場合がある.
・周術期の侵襲や輸液負荷にて容易に低心拍出状態またはボリューム過多をきたす.
3)無症状の場合は,非心臓手術を安全に行うことが可能.
4)肝硬変の重症度が高く,出血傾向にある場合は,手術リスクが増加する.
歯科治療時のIE予防
中等度リスク
予防的抗菌薬投与が提案される.