二次性高血圧 secondary hypertension

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なすび医学ノート

個人的なまとめノートで,医療情報を提供しているわけではありません.
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特定の原因による高血圧

通常の治療で目標血圧を達成することが難しい治療抵抗性高血圧を呈することが多いが,原因を同定して治療することにより効果的に血圧を降下させることができる.

二次性高血圧を疑い,適切な診断に至ることが重要

疫学

1)全高血圧患者の少なくとも10%以上ある.
2)特に原発性アルドステロン症は高血圧患者の5~10%を占めると報告されている.
3)睡眠時無呼吸症候群は二次性高血圧の原因として,高い頻度を占めるとの報告もある.

診断

【二次性高血圧を疑うケース】
1)若年発症の重症高血圧
2)50歳を過ぎてから発症した高血圧
3)重症高血圧
4)治療抵抗性高血圧
5)数週間で血圧が急激に上昇した.
6)血圧値に比較して,臓器障害が強い.
7)夜間高血圧などの血圧日内変動や日間変動が大きい.

1)一般に,本態性高血圧症では家族歴が濃厚であり,血圧は20~30歳代からやや高めで,加齢に伴って高くなってくる.
2)一度スクリーニングして本態性高血圧と診断しても,数年後に二次性高血圧が合併してくることが珍しくない.

原因疾患

腎血管性高血圧

腎実質性高血圧

原発性アルドステロン症

睡眠時無呼吸症候群

褐色細胞腫

クッシング症候群,サブクリニカルクッシング症候群

薬物誘発性高血圧

大動脈縮窄症

先端巨大症

甲状腺機能低下症

副甲状腺機能亢進症

脳幹部血管圧迫

顔面痙攣,三叉神経痛

その他

尿路異常,ナットクラッカー症候群,レニン産生腫瘍など

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