Refeeding症候群 refeeding syndrome

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なすび医学ノート

個人的なまとめノートで,医療情報を提供しているわけではありません.
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慢性的な高度の低栄養状態にある患者に急速な栄養補給を行うことにより発症する代謝性合併症.

病態

急激な糖の負荷によりインスリン分泌が亢進するが,インスリンはグルカゴンを抑制しつつグリコーゲンや脂肪,蛋白の代謝を促進する.
・リンやマグネシウムなどのミネラルやビタミンB1が大量に動員され,消費される.
・インスリンはカリウムを細胞内に移動させるが,マグネシウムやリンも細胞内に移動する.

低リン血症や低マグネシウム血症,低カリウム血症が起こり,心不全や不整脈,呼吸不全症状が現れたりする.

対応

段階的な栄養療法を行うなど,注意が必要.

ビタミンB1欠乏による乳酸アシドーシスやウェルニッケ・コルサコフ症候群が知られており,慢性的な高度の低栄養状態にある患者に対して栄養介入をする際には,低リン血症や低カリウム血症に加えビタミン欠乏についても注意深く観察し,必要に応じてビタミン投与も考慮する.

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