インスリン リスプロ Insulin lispro;Lis

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なすびのお薬手帳

個人的なまとめノートで,医療情報を提供しているわけではありません.
診療は必ずご自身の判断に基づき,行ってください.
当ブログは一切の責任を負いません.

超速効型インスリン

ヒューマログ®

ヒューマログ®(イーライリリー) ミリオペン® ディスポーザブル 1400円
ヒューマログ® ミリオペンHD® ディスポーザブル 0.5単位刻み 1400円
ヒューマログ® カート 1175円
ヒューマログ® 注射(100単位/1V) 277円

インスリン リスプロBS注 HU「サノフィ」® ソロスター® 1258円
インスリン リスプロBS注 HU「サノフィ」® カート 586円
インスリン リスプロBS注 HU「サノフィ」® 注射(100単位/1V) 194円
→バイオシミラー(2020年3月25日承認)

超速効型インスリン rapid-acting insulin analog;Quick
薬理○六量体形成の原因となっているヒトインスリン分子の28~29番目のアミノ酸を修飾し,自己会合能を低...

ヒトインスリンの2量体の形成に関わるB鎖28位のプロリン(Pro)とB鎖29位のリジン(Lys)を置換(2ヶ所)
→製剤中では六量体として存在するが,皮下注射後速やかに単量体へと解離される.

値段が一番安い.

最高血中濃度50%到達時間 31分
平均滞留時間 191.6分

ルムジェブ® Lymjev®

Ultrarapid lispro;URLi

ルムジェブ®(イーライリリー) ミリオペン® ディスポーザブル
ルムジェブ® ミリオペンHD® ディスポーザブル 0.5単位刻み
ルムジェブ® カート
ルムジェブ® 注射(100単位/1V)
*2020年6月17日発売.1年間は2週間縛りあり.

ヒューマログ®にトレプロスチニル(注射部位の局所血管を拡張)とクエン酸(注射部位の局所血管透過性を亢進)を加えることで,作用発現を高めている.

ヒューマログ®よりも血清中リスプロ濃度の立ち上がりが速い(Tmax 47分 vs 59分).
→食事開始時投与,必要な場合は食事開始後投与も可能.
*食後5時間までの血糖降下作用はどちらもまだ健常者に劣る.

エビデンス

PRONT-T1D試験(1型糖尿病を対象とした国際共同第Ⅲ相臨床試験)

対象
頻回注射法によるBasal-Bolus療法をしている18歳以上の1型糖尿病患者1222例.
ルムジェブ®食直前打ち 451例(日本人62例)
ルムジェブ®食直後打ち 329例(日本人46例)
ヒューマログ®食直前打ち 442例(日本人59例)

主要評価項目 HbA1cのベースラインからの変化量(26週)
ルムジェブ®食直前打ち HbA1c 7.34%→7.21%
ルムジェブ®食直後打ち HbA1c 7.36%→7.42%
ヒューマログ®食直前打ち HbA1c 7.33%→7.29%
→非劣性

多重性を調整した副次項目 混合食事負荷試験時の食後血糖値の上昇幅のコントロール(26週)
食事1時間後 ヒューマログ®より27.9mg/dLの減少(食直前打ち)
食事2時間後 ヒューマログ®より31.2mg/dLの減少(食直前打ち)
→優越性

PRONT-T2D試験(2型糖尿病を対象とした国際共同第Ⅲ相臨床試験)

対象
頻回注射法によるBasal-Bolus療法をしている18歳以上の2型糖尿病患者673例.
ルムジェブ®食直前打ち 336例(日本人47例)
ヒューマログ®食直前打ち 337例(日本人46例)

主要評価項目 HbA1cのベースラインからの変化量(26週)
ルムジェブ®食直前打ち HbA1c 7.28%→6.92%
ヒューマログ®食直前打ち HbA1c 7.31%→6.86%
→非劣性

多重性を調整した副次項目 混合食事負荷試験時の食後血糖値の上昇幅のコントロール(26週)
食事1時間後 ヒューマログ®より11.8mg/dLの減少
食事2時間後 ヒューマログ®より17.4mg/dLの減少
→優越性

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