HIV感染(透析)

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なすび医学ノート

HIV感染は性的接触主体であるが,透析においては血液媒介感染を起こす.

本邦のHIV陽性患者は23,000人を突破し,common diseaseとなってきている.
→全国で100人以上のHIV陽性患者が維持透析を受けていると推測される.

新規に陽性が確認された場合,5類感染症として全例届出対象.

感染対策

HIVは消毒薬や加熱に対する抵抗力が低いため,特別な消毒薬は必要ない.

血液透析

感染力が弱く針刺し事故による感染リスクは曝露後の対策を行わなくても0.3%,粘膜汚染事故で感染する確率も0.09%と低い.
→透析実施の際,標準予防策が行われていれば隔離やベッド固定は感染管理上必要ない.
→透析スタッフに対する定期的なHIVスクリーニングも原則不要.

腹膜透析

CAPD排液中にHIVが存在する可能性が報告されており,排液を取り扱う際には標準予防策と血液媒介感染予防策で対応する必要がある.

針刺し事故

HIV汚染対策フローチャートに従って,迅速に対応する.

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