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薬剤性免疫性血小板減少症
免疫性機序により血小板減少を来たす薬剤として,キニジン,キニン,ST合剤,H2 blocker,ダナゾール,メチルドパ,ジゴキシンなど多くが報告されている.
薬剤が血小板膜糖蛋白との複合体を形成しハプテンとして作用し,これに対する抗体により血小板破壊が起こると考えられている.
ヘパリン起因性血小板減少症 heparin-induced thrombocytopenia;HIT
ヘパリンと血小板第4因子(PF4)の複合体に対する抗体が産生される.
ヘパリン-PF4-抗体からなる免疫複合体が血小板Fc受容体に作用し血小板を活性化し,血小板減少をきたすとともに,血栓塞栓症を併発する.