disseminated nontuberculous mycobacterial infection;DNTM
播種性Mycobacterium avium complex症(播種性MAC症)
免疫不全を背景とした全身性疾患であり,後天性免疫不全症候群や血液悪性疾患の患者,免疫抑制療法施行中の患者などに発症することが知られている.
血流感染を生じ,肺MAC症とは全く異なる病態となる.
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原因
多くは経腸感染とされており,初感染病巣を腸粘膜と腸管リンパ節に認める.
起因菌として,M.aviumが最多(98%),その次がM.kansasii.
・M.aviumの方が,消化管への侵入能力が高い.
抗IFN-γ中和自己抗体の存在が,播種性NTM症の発症に関与していることが明らかになった.