食事療法(透析)

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なすび医学ノート

個人的なまとめノートで,医療情報を提供しているわけではありません.
診療は必ずご自身の判断に基づき,行ってください.
当ブログは一切の責任を負いません.

栄養素の推奨摂取量

エネルギー

代謝的に安定している患者が対象.
正常な栄養状態を維持するため,年齢,性,身体活動度,体組成,目標体重,合併症,炎症の有無などに応じて摂取量を指示する.

血液透析(週3回):30~35kcal/kgBW/日

腹膜透析: 30~35kcal/kgBW/日

期待される効果:体タンパク・脂肪組織の異化亢進の抑制,サルコペニア・栄養障害の予防

たんぱく質

代謝的に安定している患者が対象.
安定した栄養状態を維持するために摂取量を指示する.

0.9~1.2g/kgBW/日

期待される効果:代謝性アシドーシスの是正,高K血症・高P血症の是正

食塩

血液透析:6g/日未満

腹膜透析:除水量(L)×7.5+尿量(L)×5

期待される効果:高血圧の発症抑制,心血管病の予防,体液過剰の管理

カリウム

血液透析≦2,000mg/日

腹膜透析:制限なし

期待される効果:総死亡や心血管病の新規発症・再発の抑制

リン

たんぱく質(g)×15mg以下

期待される効果:血管石灰化の抑制,総死亡や心血管病の新規発症・再発の抑制

水分

血液透析:できるだけ少なく

腹膜透析:除水量+尿量

期待される効果:体液過剰の管理

問題点

食事摂取が少ない透析患者に対して,P・K制限を重視した食事を一律に指導すると,容易にエネルギー摂取量が不足し,protein-energy wasting(PEW)やサルコペニア・フレイルを発症するリスクが高まる.

なすび医学ノート
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なすび院長

医療に疲れ、現場から離れたどろっぽ医ε- (´ー`*) フッ
ネット上で念願のなすびクリニックを作るも,今日も改装中で,いつ再開するのやら・・・
医学勉強などの日々のことをまとめています。
なんちゃって内科・糖尿病・腎臓病専門医です!(゚∀゚)

健康が一番の節約になる!これがモットー。
健康のためには、「自分を大切にすること」「生活習慣を見直すこと」「健診を受けること」が3本柱です!

妻:りんご夫人
長女:いちご
次女:れもん
事務長:かえる

もう少しで3児の父。とにかくかわいいε- (´ー`*)
twitterやっています(余裕がでてくるまで鍵垢)↓

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