冠循環生理

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なすび医学ノート

個人的なまとめノートで,医療情報を提供しているわけではありません.
診療は必ずご自身の判断に基づき,行ってください.
当ブログは一切の責任を負いません.

心筋は酸素摂取率が60~80%と非常に高い臓器で,冠静脈洞の酸素飽和度は20~30%と著しく低いことが知られている.
→心筋が冠動脈を介して供給される動脈血中の酸素のほとんどを使用するほど酸素消費量が大きい.

なすび院長
なすび院長

心臓は絶えず必要な冠血流量が供給されなければ正常に機能することができない!

自動調節能

冠循環には,冠血流量を保つための機能として,自動調節能が備わっている.
→安静時の冠血流量は心筋灌流圧(冠内圧)が変化しても一定に保たれている.

冠循環の抵抗血管である直径100~400μmの小動脈,<100μmの細動脈がそれぞれ血流によるシェアストレスや心筋代謝物質に反応して血管径を変化させることで抵抗を調整する.

運動時など酸素需要量増加時には,これら抵抗血管が拡張し冠血流量を増加させ,需要と供給のバランスを保つ.
・安静時の冠血流量は心筋1gあたり0.7~1.0mL/minであるが,抵抗血管が最大限まで拡張すると冠血流量が4~5倍まで増加する.

なすび院長
なすび院長

自動調節が破綻し,必要な冠血流量が供給できない状態が心筋虚血

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