湿布 compress

スポンサーリンク
なすび医学ノート

個人的なまとめノートで,医療情報を提供しているわけではありません.
診療は必ずご自身の判断に基づき,行ってください.
当ブログは一切の責任を負いません.

冷湿布

〇主に炎症・痛みの抑制・治療を狙ったもの.筋肉痛や肩こりなど.
〇急性の痛みの緩和に効果的.
〇冷却成分はカンフルやメントール、ハッカ油など.
〇皮膚の冷感点を刺激する.
〇受容体レベルでは、TRPM(transient receptor potential ion channels(Mはメラスタチン反応性より)受容体が関与しているものと思われる.

■パップ:白くて,水分量が多く,はったときにひんやりする.
■テープ:肌色.脂溶性があり,肌からはがれにくいようになっている.皮膚との親和性があるため,薬剤の吸収性・浸透性が高く,保湿効果もある.

副作用:光線過敏症

〇モーラステープなどのケトプロフェン外用剤では,光線過敏症を起こす恐れがあるため,使用中は天候に関わらず屋外の活動を避ける,貼付部分を色の濃い衣服やサポーター等で遮光するといった対策が必要.
〇テープ剤を剥がして数カ月を経過してから発症することもあるため,使用後少なくとも4週間は紫外線に対する注意が必要とされている.
〇痛み止めの外用剤は、家族・兄弟・知人間での譲り渡しによる不適切な使用,直射日光を避けずに使ってしまう事例が多発しているため,注意が必要.
〇ケトプロフェン製剤に限らず,フルルビプロフェンやインドメタシン,フェルビナクなどの外用剤でも同様に報告されている.

温湿布

〇主に血行の改善を狙ったもの.
〇単純に温度を高くしたものから,トウガラシエキス(カプサイシン),ノニル酸ワニリルアミドなどを含んだものもある.
〇皮膚の温感点を刺激することから,慢性疾患あるいは腫脹緩解後の炎症性疾患に用いられる.
〇温度もカプサイシンも,TRPV受容体(transient receptor potential protein vanilloid receptor)を刺激し,効果を発揮しているものと思われる.
〇カプサイシンを用いたものによる除痛作用は,受容体への反復刺激によるダウンレギュレーションが関与しているとも言われる.

商品名:MS温シップ

タイトルとURLをコピーしました