大腸癌 大腸がん colon cancer

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なすび医学ノート

個人的なまとめノートで,医療情報を提供しているわけではありません.
診療は必ずご自身の判断に基づき,行ってください.
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治療

内視鏡的治療

癌を疑う病変 or 癌が確定している病変に対しては,深達度診断を行い,臨床的に粘膜内癌(cTis) or 粘膜下層軽度浸潤癌(1,000μmまで;cT1a(SM1))であれば,内視鏡的治療の適応となる.

内視鏡的粘膜切除術 Endoscopic mucosal resection;EMR

一般的に,1cm超の大腸腺腫に対して適応される.
腫瘍サイズが2cm以下であれば,基本的に摘除される.

内視鏡的粘膜下層剥離術 Endoscopic submucosal dissection;ESD

粘膜下層に線維化を伴うなどnon-lifting signを呈するものについてはESDが行われる.

適応病変
1)EMRにょる一括切除が困難な非顆粒型側方発育型腫瘍(特に偽平坦型),Ⅵ型ピットパターンを呈する病変,cT1a癌,大きな陥凹腫瘍,癌が疑われる大きな隆起性病変
2)粘膜下層に線維化を伴う粘膜内腫瘍
3)潰瘍性大腸炎などの慢性炎症を背景とした散発的な局在腫瘍
4)内視鏡的切除後の局所遺残早期癌

予防

大腸の腺腫性ポリープを切除することで,その後の大腸癌の発生・大腸癌死を有意に抑制できることが臨床的に検証されているため,大腸癌の一次予防としてのポリペクトミーが日常診療で広く行われている.

コールドスネアポリペクトミーは1cm以下の大腸腺腫の内視鏡的治療としても有用.
・抗凝固薬服用者では,ヘパリン置換下の高周波ポリペクトミーを持いた標準治療に対し非劣性.

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