治療(CKD保存期)

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なすび医学ノート

個人的なまとめノートで,医療情報を提供しているわけではありません.
診療は必ずご自身の判断に基づき,行ってください.
当ブログは一切の責任を負いません.

Outline of nutritional management in CKD from KDIGO CPG

GFR<30 mL/分/1.73m2 未満の患者では,たんぱく質の摂取制限は1 日当たり0.8 g/kg未満を,適切な指導,教育のもとに行うよう勧め,同時にたんぱく質の過剰摂取,1 日当たり1.3g/kg を超える量を避けるよう勧めている.

糖尿病患者では適切な血糖コントロールが重要であり,目標HbA1C を7% としている.
*低血糖のリスクのある患者では7%未満にしないよう勧めている.

高血圧および心血管障害の発症予防のためにACEI,ARB,スタチンなどを抗血小板療法の症例ごとに適切な投与を勧めている.
*食塩摂取量については,成人で特に禁忌事項がなければ1日に5 g を推奨している.

高尿酸血症についてはまだ確実なエビデンスが不足している,というのが結論で,まだ明確な指針は示されていない.

ライフスタイルについては,週当たり5回,1 回最低30分の運動,適正な体重(BMI 20 ~ 25kg/m2)の達成,禁煙を勧めている。体重については,それぞれの国によって多少違いがあることを認めている.

食事・栄養指導を行うエキスパートの必要性を強調している.
重症のCKDではさらに塩分,リン,カリウム,たんぱく質摂取量については個別の専門的指導が必要であるとしている.

降圧療法

PREPARE-2 study J Am Soc Hypertens 2017;11(10):635-643
P:2004~2011年に多施設コホート研究から登録されたCKDステージ4~5の高血圧患者495例.2016年10月まで追跡
E:ACE阻害薬とARBの併用投与
C:ACE阻害薬の単剤投与
O:どちらも使用しなかった群に比べて,ACE阻害薬の単剤投与群では透析導入や死亡のリスクが25%低下し(HR 0.75,95%CI 0.65~0.86),ARB単剤投与では13%低下(HR 0.87, 95%CI 0.76~1.00),両者併用群では21%低下した(HR 0.79,95%CI 0.67~0.94)

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