セフトリアキソン ceftriaxone;CTRX

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なすび医学ノート

個人的なまとめノートで,医療情報を提供しているわけではありません.
診療は必ずご自身の判断に基づき,行ってください.
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第3世代セフェム系抗菌薬

ロセフィン®

使用法

1日1~2g投与(重症例では1日4gまで)

重度の腎機能障害では,1日1gを超えないようにする.

代謝

腎臓から尿中への排泄(50~60%)と胆汁への排泄(40~50%)の二つの排泄経路をもつ.
→腎機能低下患者においても広く使用される.

血中半減期は,腎機能正常者で6~9時間,HD患者においては16時間に倍増すると報告されている.

CTRXの蛋白結合率は,83.3~96.3%と報告されている.
→血液透析で除去されにくく,蓄積が生じやすい.

副作用

脳症

腎機能低下例で起こる.

CTRXが中枢神経系の抑制性神経伝達物質であるγ-アミノ酢酸(GABA)を阻害することが原因と推定されている.

髄液中のCTRX濃度が上昇していることが意識障害に影響を及ぼしている?
・血液脳関門の透過性亢進で起こりやすい?

治療は,CTRX投与の中止と抗痙攣薬の投与.

血液吸着(hemoadsorption;HA)も有効.

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