気管支喘息 bronchial asthma

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なすび医学ノート

個人的なまとめノートで,医療情報を提供しているわけではありません.
診療は必ずご自身の判断に基づき,行ってください.
当ブログは一切の責任を負いません.

病態

獲得免疫によって誘導されるTh2細胞が病態形成に重要な働きをしている.
・抗原提示細胞によって抗原(アレルゲン)特異的な受容体を持つTh2細胞が誘導され,同じアレルゲンが侵入した際にTh2細胞から2型サイトカイン(IL-4,IL-5,IL-13など)を産生し,多くの免疫細胞が病態を形成する.

増悪の原因となる重要な併存疾患

アスピリン喘息

アレルギー性鼻炎

好酸球性副鼻腔炎,好酸球性中耳炎

睡眠時無呼吸症候群,肥満,胃食道逆流症

診断

喘息診断の目安(日本アレルギー学会:喘息予防・管理ガイドライン2018)

1.発作性の呼吸困難,喘鳴,胸苦しさ,咳の反復(重要)
2.可逆性の気流制限(重要)
3.気道過敏性の亢進(重要)
4.気道炎症の存在→好酸球性の場合は診断的価値が高い
5.アトピー素因(支持)
6.他疾患の除外(重要)

2:肺機能検査(スパイロメーター)
3:気道可逆性検査,気道過敏性検査
4:末梢血好酸球数,呼気中一酸化窒素濃度(FeNO),血清総IgE

喘息と鑑別すべき他疾患
1)上気道疾患:咽頭炎,喉頭蓋炎,vocal cord dysfunction
2)中枢気道疾患:気管内腫瘍,気道異物,気管軟化症,気管支結核,サルコイドーシス,再発性多発軟骨炎
3)気管支~肺胞領域の疾患:COPD,びまん性汎細気管支炎,肺線維症,過敏性肺炎
4)循環器疾患:うっ血性心不全,肺血栓塞栓症
5)薬剤:アンジオテンシン変換酵素阻害薬などによる咳
6)その他の原因:自然気胸,迷走神経刺激症状,過換気症候群,心因性咳嗽

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