Baker嚢胞 Baker cyst

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なすび医学ノート

個人的なまとめノートで,医療情報を提供しているわけではありません.
診療は必ずご自身の判断に基づき,行ってください.
当ブログは一切の責任を負いません.

腓腹筋内側頭と半膜様筋腱との間に存在する滑液包(bursa)のことで,成人になるにつれて膝関節腔と交通する頻度が高くなる.

病態

解剖学的な存在部位から,通常は膝窩の内側に突出する.
→膝関節の炎症病態によって,交通している滑液包に膝の関節液が流入するため増大する.

原因としては,変形性膝関節症,関節リウマチ,痛風,ピロリン酸カルシウム結晶性関節炎(偽痛風),血清反応陰性脊椎関節炎,半月板損傷,前十字靭帯損傷などがある.

症候

破裂していないBaker嚢胞は,膝窩痛,膝窩の腫脹または腫瘤,膝窩の緊張等の症状がみられる.

Foucher’s sign

膝を進展すると膝窩の腫瘤が硬くなり,膝を屈曲すると軟らかくなるという腫瘤の緊張変化

診断

鑑別

深部静脈血栓症→誤診して抗凝固療法を開始したら,出血を助長してコンパートメント症候群を起こすことがあるため,注意!
血栓性静脈炎
蜂窩織炎など

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