動脈硬化 Arteriosclerosis

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なすび医学ノート

個人的なまとめノートで,医療情報を提供しているわけではありません.
診療は必ずご自身の判断に基づき,行ってください.
当ブログは一切の責任を負いません.

血管の構造

外側から外膜,中膜,内膜の3つの層から構成される.

外膜

血管の外側を保護する層.

中膜

平滑筋という筋肉と,2種類の線維組織から成る.

主に血管の拡張・収縮をしている.

内膜

さまざまな機能をもつ一層の内皮細胞により覆われている.

内皮細胞は,血管の収縮や弛緩を調節する物質を分泌したり,血管壁への炎症細胞の接着,血管の透過性を管理し,凝固・線溶系などの多くの機能を持っている.

一酸化炭素(NO)の分泌が特に重要
NOが分泌されると,中膜の血管平滑筋が緩み,血管はしなやかに拡張する.

粥状動脈硬化

1)内皮細胞が傷つくと,血液中のLDL-Cが内皮細胞の隙間から,内膜・中膜へ入り込んでいく.

2)血管壁に入り込んだLDLは,活性酸素により酸化されて,変性した酸化LDLとなる.

3)酸化LDLを除去しようと,単球が内皮細胞の隙間から入り込み,異物を貪食して,マクロファージとなる.

4)貪食したマクロファージは,膨れ上がって泡沫細胞となり、時間の経過とともに次第にアテロームプラーク(粥状物質)と呼ばれる状態となる.

血管内プラークの性状

血栓

線維性プラーク fibrous plaque

脂質に富むプラーク lipid-rich plaque

石灰化プラーク calcific plaque

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