大動脈弁狭窄症 aortic stenosis;AS

スポンサーリンク
なすび医学ノート

個人的なまとめノートで,医療情報を提供しているわけではありません.
診療は必ずご自身の判断に基づき,行ってください.
当ブログは一切の責任を負いません.

左室流出路にある大動脈弁の狭窄・開放制限に伴う慢性的な左室への圧負荷

病態

慢性的な圧負荷に伴い左室線維化が亢進し,左室コンプライアンスが低下

治療

経カテーテル的大動脈弁植え込み術

高齢者,フレイル,全身動脈不良,開胸手術が困難な心臓以外の疾患・病態の存在などは,考慮する因子とされている.

透析患者における治療の有用性を検証した大規模な臨床研究はなく,通常診療として認可されていない.

周術期の管理

1)一定の心拍出量を保つにはいかに左室充満を維持するかが重要
→術前の輸液は,左房圧が過度に上昇することなく,心拍出量が維持できる程度にバランスよく行う.

2)過度の降圧には注意する.

3)心不全合併例における心房細動・頻拍発症時は電気的除細動を考慮する.

4)重症AS症例における緊急非心臓手術時は,心臓麻酔科医による厳格な管理下で施行する.

5)有症状重症AS症例では,非心臓手術に先行して大動脈弁への介入を考慮する.
・無症状の場合は,待機的非心臓手術は安全に行うことが可能.

歯科治療時のIE予防

中等度リスク

予防的抗菌薬投与が提案される.

タイトルとURLをコピーしました