肛門痛 anal pain

スポンサーリンク
なすび医学ノート

個人的なまとめノートで,医療情報を提供しているわけではありません.
診療は必ずご自身の判断に基づき,行ってください.
当ブログは一切の責任を負いません.

○陰部神経の知覚異常や肛門挙筋の異常な緊張で痛みが起こる。
○痔ろうや裂肛とは治療法が異なるので、区別が必要。
○決定的な治療法は確立されておらず、治療にてこずることも多い。

原因

○肛門を支配する神経(陰部神経)の知覚異常や,肛門周囲の筋肉(肛門挙筋)の異常な緊張が原因となり,痛みが起こると考えられている.

症状

○症状は人によってさまざま.
○長時間座ると痛くなる、肛門に鈍痛がある、夜間に突然肛門が痛くなる・・・など

診断

○肛門挙筋や陰部神経を圧迫すると、痛みを訴えることが多い.
○痔ろうや裂肛と症状が似ていて,間違われることもある.

治療

○刺激性の下剤を飲んでいる場合,症状が悪化しやすいので中止したほうがよい.
○過敏性腸症候群を伴うことが多いので,便通異常を伴う場合には同時に治療が必要.
○腰椎の疾患(ヘルニア)が原因となっていることもある.
・腰痛を伴う場合には整形外科を受診した方がよい.
○温めると楽になることが多い.
・いつもシャワーだけの人は,入浴した方がよい.
○適度な運動も症状を改善することがわかっている。

○直腸肛門痛では、鎮痛剤や痔の軟膏はあまり効果がない.
・以下の薬を組み合わせた治療法が有効となる.
・効果が出るまで時間がかかることがある。
1)筋肉のけいれんをとる漢方薬
2)うつ病の薬
3)てんかんの薬

○内服薬で改善しない場合,神経ブロック注射が有効なこともある.
○重症で以上の治療が無効の場合,ペインクリニックでの治療が必要となるケースもある.

タイトルとURLをコピーしました