α遮断薬 alpha-blocker

スポンサーリンク
なすび医学ノート

個人的なまとめノートで,医療情報を提供しているわけではありません.
診療は必ずご自身の判断に基づき,行ってください.
当ブログは一切の責任を負いません.

血管平滑筋細胞膜に存在する交感神経末端のカテコールアミンのα1受容体を選択的に遮断することにより,血管拡張作用を示す

交感神経末端に存在する抑制系α2受容体は阻害せず,特に長時間作用型では頻脈が少ない.

適応

第一選択薬には含まれないが,糖/脂質代謝への好影響,前立腺肥大の排尿障害改善や就寝前投与による早朝高血圧の抑制などの効果が期待される.

1)褐色細胞腫の手術前の血圧コントロールに使用され,早朝の高血圧に対して眠前投与などの投与法が用いられている.
2)ALLHATではドキサゾシン群のうっ血性心不全の発症が多く,継続が中止された.

副作用

1)降圧に伴い,起立性低血圧,眩暈,頭痛,頻脈,動悸,倦怠感などが起こることがある.
2)末梢動脈とともに静脈系も拡張して血液がプールされるため,体液バランスの調節が十分でない初回投与時に起立性低血圧(初回投与現象 first dose phenomenon)が起こりやすいので,低用量より始め,2~4週ごとに徐々に漸増する.

タイトルとURLをコピーしました