
さぁて!監禁1週間に耐え抜いたことだし,気分転換に人形劇を見にいこう!!

わーーーい!!やっと外にお出かけできるのね!!

それで何を見に行くんだい?

「どんぐりと山猫」って話よ?なんだか可愛い感じでしょ?

わーーーい!!トトロみたい!
というわけで,保育園でコロナ発生し,自宅監禁生活がもう1週間以上が過ぎ去った.
りんごは平日の昼間も子供3人相手するのでクタクタ😨
友達と遊べないどころか,会うことすらできず,ストレスが溜まって😤かわいそうないちごとれもん.
内心,赤ちゃんを連れて人が集まるところにはあんま行きたくないのだが,こればかりは致し方ない・・・
しかし,「どんぐりと山猫」ってどんな話なんだ?🤔
パンフレットを読んでみると,宮沢賢治の作品らしい.
人形劇のおおまかなストーリーはこんな感じ(ネタばれあり,しかもなすびの主観)
なんでも一番になることが存在意義である!と両親に叩き込まれた主人公の一郎くん.
そこへ黒子が出てきて,「おい!一郎!そんなのでいいのか?」と森に招待する.
森に誘われた一郎くんは,途中,くりの木やきのことの出会いを通じて,山猫の仕切るどんぐり裁判に同席することとなりました.
裁判の内容は,「どんぐりが一番を巡って喧嘩をしているから,どのどんぐりが一番なのか決着をつけよう」というもの.
先の尖ったどんぐり,大きいどんぐり,丸いどんぐりとそれぞれ一番の個性を持ったどんぐり達.
不毛な争いを止めようという山猫だが,話がまとまらない,そこにゲストとして意見を求められた一郎くん.
その答えは,「この中で一番偉くなくて,馬鹿で,まるでなっていないのが一番偉い!」
すると周りが暗転して,黒子のおじさんが登場.
「なんでそんなことをいったんだ!一郎くん.結局,君は何にも壁を乗り越えていないじゃないか!一番にずっととらわれているのは君自身なんだ!」
という内容・・・
うーん!?なんともシュールというか難解な人形劇.
主人公は一郎くんではなくて,黒子のおじさんではないか??
対象年齢は,幼稚園ではなくて,小学校高学年~中学生かな?🤔
でも周りはいちごと同じような年齢層が多い(ま,タイトルがトトロを連想させるからね).
と,このブログを書きながら,原作の情報を調べてたら,内容が大幅に改変されているんですね🤗(笑)
人形劇のパンフレットにはこう書いてありました.
どんぐりと山猫は「一番がよい」という私たちの常識を超えて,競争原理に貫かれたこの世界ではなく,「そうではない」世界があり得るということを,読者に,ほんのりとうすっら指し示した童話であるのでしょう.私には,どうしてもそう思えてしかたないのです.
ふむ,そういうことか.
まあでもここまで趣向に凝って人形劇にするって,子供たちに伝えたい意思が強いのだな.

どんぐりさんとか山猫さん可愛かった!一郎くんの両親が一番怖かった!
まあ,どんな反応するか心配だったけど,楽しかったみたいでよかった!

帰りはとんかつ濱かつでランチ.

チキン南蛮,初めて食べたけど,すだちの効いた南蛮ソースでめちゃくちゃおいしかった!!😍
これはまた食べたい・・・