ポリファーマシー polypharmacy

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なすび医学ノート

個人的なまとめノートで,医療情報を提供しているわけではありません.
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薬剤の処方数の増加は,「薬物有害事象のリスク増加,服薬過誤,服薬アドヒアランスの低下などの問題につながる状態」として,多剤併用の状態と区別し,ポリファーマシーと呼んでいる.

高齢者になると,同時に多疾患併存,複数の医療機関受診などによる多数の薬剤処方がみられることが多い.

高齢入院患者の薬剤数処方数と薬剤の有害事象の解析では,6剤以上で有害事象の頻度が増加し,外来患者においても5剤以上で転倒の発生率が高くなっていると報告されている.

加齢による薬物動態(PK)の変化

A:absorption(吸収)
 消化機能の影響あり 薬剤による

D:distribution(分布)
 加齢:細胞内水分↓ 血中濃度↑
 脂肪量増加 蓄積 アルブミン低下(薬物のタンパク結合率が減少)

M:metabolism(代謝)
 肝血流↓ 肝代謝の薬物濃度↑

E:excretion(排泄)
 腎血流↓ 腎排泄の薬物濃度↑
 筋肉量が少ないと,CrでのeGFRは過大評価する可能性あり

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